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死ぬまでに知りたいグミのこと カバヤ『おさつグミ』編

 

コンビニやスーパーなどで店頭に並ぶ、いわゆる<吊るされ系お菓子>は、どのパッケージもだいたい同じような外面の雰囲気を漂わせている。

 


先日はグミを買おうとしてガムを手にしていたこともあり、まあ単語も似てるし致し方なしと一人コンビニで微笑んだものだ。

 


だからこのグミを食べたときは、いよいよ本格的に間違えたと思ってしまった。

 

 


カバヤ おさつグミ』

 


パッケージにでかでかと描かれたサツマイモがインパクト大。

 


そっかーもう秋か、という気分でついつい手に取ってしまわせる作戦だろう。

 

このブログも上期をまとめたばかりだし。


よし、乗った。

 

gummy-travel.hatenablog.com

 

 

 で、開封して、この文章の前段に戻る。

 

<これはグミなのだろうか。>

 


いよいよ私もグミへの執念のあまり、誤ってグミ以外のものを購入してしまう『誤グミ』を致したかと思った。

 

 


サツマイモを忠実に再現した紫がかった外見。

 

それはグミにしては表面が粗く、スナック菓子のように見える。

 


しばしおさつグミと見つめ合う。もう一度パッケージを見直すとやはり”グミ”の文字がある。

 

 


そうか、そうであったか。今や何事も外見だけで判断してはならない時代だ。

 


違和感を呑み込み、意を決し口に放り込むと、それはいつものグミの食感。

 

 


紛うことなき、これはグミである。

 

そして何よりサツマイモの風味がする。グミの食感でだ。

 

 


なんかもうこの数分で色々な気分になった。最終的には新感覚という驚きの感情だ。

 

 


紫がかった外見に、「さては・・・」と思い齧って中身を確認する。

 

 

中から覗いたのは、本家サツマイモよろしく黄色いグミがお目見えする。

 


サツマイモですな。確認完了。

 

 

 


それにしても<サツマイモでグミを作ろう>という発想はどこから生まれるのだろう。

 


いや、ソーダだったりレモンだったり、固定観念に縛られてるのは私たちのほうかもしれない。

 


実際サツマイモはとても甘く、場合によっては果物と変わらない糖度を誇っている。

 

さつまいもチップスなんてのもあるし、グミキャンデーになったところで驚いてはいけない。

 

 

 

カバヤ社のクリエイティブに恐れ入った。

 


食欲の秋だし、もう一袋買おう。