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死ぬまでに知りたいグミのこと UHA味覚糖『とろけるグミ コーラ味』編

 

優れた日本の食文化を人々の共通の遺産として記録に残し、保護・継承することを目的とする『今年の一皿』が先日発表され、国産レモンがノミネートされた。

 


このブログでも国産レモンを用いた一品を紹介していたが、本当に美味しかった。

 

gummy-travel.hatenablog.com

 

 


さて、そんな締めくくりムードが漂う師走。

 


クリスマスの華やかな雰囲気に引きずられ、私は少々ゴージャスな見た目のグミを手にしていた。

 


UHA味覚糖 とろけるグミ』

 

コップから溢れんばかりのコーラは、きらびやかな飛沫が美しい。

 

そんなパッケージもさることながら、”とろける”という言葉の響きもリッチだ。

 

”とける”ではなくて、”とろける”。一文字でこうも変わってしまうとは日本語は恐ろしくもあり美しい。

 

 


確かに硬さをウリにするグミは多いな、と感じる。

 

その逆もまたセールスポイントになるとは、グミの世界は素晴らしい。

 


「評価は一元的ではない」という現代的な投げかけをしてくれる。

 

これから就職活動をする方々は、辛くなったらグミに逃げよう。

 

 

 

 

そのネーミングに沿って、雫を模ったグミ本体。かっこよく言うとティアドロップ。

 

シンプルだが綺麗な形象が、よりゴージャス感を引き立てる。

 


スッと歯が入る噛みごたえが上品だ。


スムーズに刃が入るナイフの美しさのような、刀匠的オーガズムに浸れる。

 

 


パッケージには「28℃以下の涼しい場所で保管してください」と表記がある。

 

冷やした状態から、口内に入った温度変化が”とろける”秘訣なのだとか。理系分野はてんで分からない。

 


外縁を推し量る文系的な解釈だと、このグミは今の季節にぴったりであるということ。

 

寒風にさらしたグミは旨い。こう書くとまるで干物みたいだ。

 

 

 


この「とろける」シリーズには、広島レモン味がある。

 

意外に発売は今年ではないようだ。冒頭の「今年の一皿」よりも先取る形で世に出ている。

 

そういえば、グミ界隈にトレンドってあるのかな、と案じてみたりする。

 

やっぱり分からないことのほうが多い。

 

 

来年はどんなグミに出会えるだろうか。