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死ぬまでに知りたいグミのこと 明治『超ひもQ』編

 

かねてよりご案内の通り、明日9月3日はグミの日だ。

 

gummysday.jp

 


各位の皆さまのご尽力もあり、SNSでの展開、限定商品の販売や各イベントなど、
年に一度の祭典として、ここまで大いに盛況の様相となっている。

 

 


私がグミのブログを書くようになってから半年ほど経つが、
執筆のためグミにまつわるあれやこれやに対するアンテナを立てない限り、
こんな素敵な日があることを知らなかっただろう。

 

 


中でもグミには大変様々な種類があることを学んだ。

 


定番の「果汁グミ」、海外気分を味わうなら「ハリボー」。かつての私の認識はその程度だった。

 


しかし、製造メーカー各社様の血の滲むような開発努力があり、
あらゆる層に向けたグミがこの世界には溢れている。

 

 

 


私はあえてそんな日を前に、小さい頃から知っているこのグミを食べることにした。

 

 


明治『ひもQ』。

 

手にしている正しい商品名は『超ひもQ』だが、人生で一度は聞いたことのある名前、そして一度は食べたことのあるグミであるはずだ。

 


そのグミはただひたすらに長く、一口サイズのものとは一線を画する。

 


いや、確かにひもQは90年代から存在したため、時系列で言えば一線を画したのは一口大のグミのほうかもしれない。

 


現在は駄菓子という分類で間違いはないだろう。

 


麺類のようなデザインに負けることなく、細く長くグミ界を生きるレジェンドである。

 

 


私が食べたのは『マスカット&グレープ味』。

 


はっきりした甘さは子供に安心感を与える。

 

歯ごたえはなかなかハードで、駄菓子にしてはやや手厳しい感じもするが
裏面には<明治のグミは「噛む」を通じて子どもたちの元気を応援します>とのメッセージ。

 


歴史的な文脈をきちんと踏まえているところが、長く愛されるポイントなのかもしれない。

 

 

 


ひもは切れることなく、絶え間なく元気を与えてくれる。

 

それは生きることのメタ表現のような、なんだか哲学的な解釈をこのグミから受け取れる。

 

そして『ひもQ』自身もまた、食べ物に溢れる現代を絶え間なく生きてきた。

 

駄菓子を通じて子供たちに感じてほしいメッセージだと思う。

 

 

 

 

9月3日という記念すべき日、多くのグミがたくさんの人の元に渡ることだろう。


グミという存在が、長い間愛され、私たちの健康と幸福を支え続けてきたことを噛み締めたい。