4年に1度のサッカーワールドカップが世間を賑わしている。
それにしても、4年という月日は絶妙な間合いだとつくづく感じる。
祭典は関心を失わない程度に身を潜め、
その程よく空いた空白からの爆発に狂気乱舞は宿る。
ビートに対して言葉を詰めすぎないフリースタイルのラップが魅力的なのもまさに同じ原理である。
個人的な、その潜伏期間から昇り竜のごとく急上昇するホットトピックスは筋トレだ。
私の場合5、6年周期で体を鍛えたくなる。
毎度毎度成果が上がらず、萎れたまま5、6年の眠りにつく私の筋肉が
またにわかに疼いている、というわけだ。
まあ今回も中途半端で終わるだろうし結果も出ないであろうから適当にあしらえばいいのだが、此度の周期ではグミという要素が私を取り巻いていることに気がついた。
<グミを筋トレに生かせないだろうか>
インターネットの情報を漁ると、「グミ 筋トレ」なる検索ワードが存在する。
それによると、『全身を固めるゼラチンの恩恵で糖質とタンパク質を豊富に含むグミは
筋トレにうってつけ』とのこと。
さらに『徹底的にカットされる脂質は、すでにほぼゼロの状態』という。
これは俄然期待ができる。
だが、その下に記述が。
『必須アミノ酸・トリプトファンは含まれていないのでグミそのものでの筋肉増量は不可』
そうだよね。
グミだけで筋肉が増えたら、ダイエット中のOLなんかがそこここで筋骨隆々になってしまう。
そんなの僕は本意ではない。
そういえばグミはダイエットにも効果があると聞いている。
ここで合点。
私が参照した情報における<筋トレ>とは、贅肉を落としつつ筋肉へと昇華する手法である。というか常識である。
つまりは豊富な脂肪を保有した段階こそ、筋トレのスタートラインだというのだ。
そんなの不公平だ、ゼロから何も生み出してないだろクソ野郎、と言い始めたらキリがない。
一つ勉強になったので、特にグミのレビューではないがこうして書き記しておく気になった所存だ。
ついでにコラーゲンも筋トレには効果が期待できるそう。
コラーゲン入りのグミ、確か食べた気がするから、今頃私を動かす筋肉となっていることだろう。
もういろんな情報が錯そうしてよく分からないが、あわせて筋トレには堅いグミがいいらしい。
そう聞いて、弾力性がウリの明治コーラアップグミを買ったのである。
瓶を模したデザインだが、意匠が凝らしてあり、よりクラシカルな瓶になっている。
さすがグミ界のベテラン選手。
さしずめ~、と言葉を弄したいところだが、これ以上盛り込むと文章が混雑してしまう。
申し訳程度の感想を添えて、いまは筋肉に変わるのを待つとしよう。
たぶんこの続きは5、6年後になるはず。
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