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死ぬまでに知りたいグミのこと ノーベル『ミニキューブグミ』編

 

このブログを稼働するにあたって、私は提唱したいことがあった。

 


それは、『グミは間食に最適である』ということ。

 


間食とは読んで字のごとく、食事と食事の狭間で行われるもう一つの食事のこと。

一般的には「おやつ」と言われる。

 

 


それに該当する条件としては、絶妙に空腹を満たし、

かつその後の食事の邪魔をしないことである。

 

 

 


だが、もう一つ大事なことがあると私は感じる。

 


それは、<バレないこと>。

 

 


衆人環境に限定されるものの、人前で行われる間食は慎ましやかにすべきである、

という風潮が私たちの周囲には存在する。

 

 

 

なんとも日本人的でこれを是とするのはいかがなものかと思うが、
本来あるはずの色彩を持たない飲料、通称『透明ドリンク』が、

近年その数を増やす理由を知って驚いた。

 

 

コーラやミルクティーなどの(ビールは論外だが)若干”ポップ”な印象を持つ外見の飲料は、
職場などの環境で、堂々と飲むことが憚られるのだそうだ。

 

 

故に彼らは世を忍ぶ透明な姿となった。

 


当然、ジュースは間食のジャンルに入れてもよいだろう。

 

 

 

 


前置きが長くなった。

 

 


だからそんな<アンチ間食>の世間の空気感にフィットするグミとして、

今回食べてみたのがノーベル『ミニキューブグミ』だ。

 

 

 


指先くらいのサイズ感のグミがかわいらしい。

 

 


「メロンソーダ」と「コーラ」と「レモンスカッシュ」と「ラムネ」の

4つの味が楽しめるが、このグミは味がはっきりしている。

 

 

悪く言えば駄菓子っぽい安物感だが、それはそれで評価されるものである上に、
何より今回は間食の相棒として推薦している。

 


社会という戦場で不毛な消耗戦を凌ぐ戦士たちにとって
甘味の加減は重要だが、これは脳に充分の糖分を運んでくれそうだ。

 

 


メロンソーダ味は、これでもかというくらいに作り込まれた甘いメロンソーダ味で
これは大変に舌鼓を打たせてもらった。

 

 

 


もう一つ、間食に薦めたい理由が柔らかさである。

 


たいていのグミは硬さをウリにしているが、このパッケージには
「小粒でやわらか~い」の文字。

 

 

そのコピーに偽りはなく、口の中でほろほろと溶け込む感覚。

 


あまりに硬いグミは瞬時に噛むことができず、
もし仮に密かな間食を楽しんでいる最中に上司に呼び掛けられても
このグミならば口ごもったり変顔でごまかす必要もない。

 

 

 

 

たまにはふざけたことを言う。

 

 


こっそり物事を行うとき、どうしても手元が暗くなる。


このミニキューブグミたちは、味もさることながら色もはっきりとしている。

 


だからコソコソと袋を探っても、4色の中から

目当てのグミを手にすることができるのである。

 

 

 

 

しかしながら改めて袋の中を見ると、このグミは本当にキレイな色をしている。

 


グミ本体のまわりにはたっぷりのパウダーが覆ってあるせいか、

上品な砂糖菓子のように見える。

 

 

 

 

もし、午後3時すぎの気怠いデスクの片隅にこんなグミがあったとしたら。

 


快適に、かつ優雅に間食を楽しむことができ、

定時までの残務、あるいはそれを超えての残業すらも捗ることだろう。

 

 

 

 

 


ただし、この文章は書き手である私が堂々と、

職場でモリモリと食したのちに綴られたものである。