『グミ・チョコレート・パイン』という作品がある。
10年ほど前に映画化されたとき、
そのポスターを目にしてタイトルにとても惹かれたのを覚えている。
それ以来の出来事だ。
「グミ」と「チョコレート」という単語が並んでいる光景を見たのは。
無印良品『グミチョコレート』
前回無印良品の『つぶグミ』のレポートを寄稿したが、
その隣にこんなグミがあったのを、私ははじめ見逃していた。
一見すると何かの卵のような白さは、ヨーグルト風味のチョコレートによるコーティングだ。
中にはぶどう果汁のグミが入っている。
口にするとヨーグルトの風味が先に広がり、後からぶどうが香ってくる。
これ以上香るとぶどうの酸味が強くなる頃合いになると、またヨーグルトがふんわりと和らげる。
とても良いコンビネーションだ。
内包されるぶどうのグミは、非常に柔らかい。
ここで思い付いたのが、<冷やしグミ>
その名前の通り、グミを冷蔵庫で冷やしてから頂くこの手法は
グミ界隈のあちらこちらで提唱されており、かねてより気になっていた。
一晩冷やした『グミチョコレート』はチョコレートもグミも程よく固くなり
口に入れるとすこしひんやりとする感じも素晴らしい。
よく考えるとヨーグルトもぶどうも常温よりも冷たく頂くことが多いので、
味との相性も抜群と言っていいだろう。
<冷やしグミ>デビューがまだの方は、この続く暑さ対策にも是非このグミをおすすめしたい。
と、食べ終えてパッケージを眺めて気が付く。
名称:準チョコレート
グミじゃなかった・・・。まあおいしかったからいいだろう。